「ほうれん草はカルシウムが多いから骨や歯に良いよ」「ニンジンは栄養が豊富だから」これは私が子育て中によく息子に言った言葉です。私だけではなく、野菜は健康に良いと誰もが思っているのではないでしょうか。
「みかん美味しいよ」「イチゴ甘いよ」とは言っても、フルーツが健康に良いからと勧める人はあまり聞いたことがありません。
でも、みかんも野菜に負けていません。ご存知ですか?みかんと言えばビタミンCと思われがちですが、ビタミンCだけではないということを…
如何ににミカンの栄養価が高いか皆さんに知って頂き、

みかんを買わないと
と言ってもらえるようにしたいです。
βクリプトキサンチン
日本食品標準成分表によると、温州みかんには大変多くのβ-クリプトキサンチンが含まれていることが分かります。
β-クリプトキサンチンとは、「カロテノイド」と呼ばれる成分の一種です。
カロテノイドはこの他に「α-カロテン」「β-カロテン」「リコピン」などの種類があります。β-クリプトキサンチンと聞いても何のことか分かりませんが、人参には「β-カロテン」が、トマトには「リコピン」が含まれているという話は何となく聞いたことがあります。
β-クリプトキサンチンは、温州みかんの他にオレンジやグレープフルーツにも含まれていますが、その量はごくわずかです。対して温州みかんに含まれている量は、オレンジの約10倍だそうです。
このβ-クリプトキサンチンという成分が、骨粗しょう症の予防に役立つ可能性があるという結果が農研機構果樹研究所の研究で明らかになっています。
更にβ‐クリプトキサンチンには癌の予防効果が期待されることも分かっています。
β-カロテンに癌予防の効果が期待されることは知られていますが、β‐クリプトキサンチンにはその5倍の効果が期待されることが分かりました。
クエン酸
クエン酸には体内の酸性物質を減少させる効果があり、それにより疲労回復、筋肉痛改善、血液をサラサラにするなどの効果が期待されます。
その結果、コレステロール値が下がるなどの効果も期待されます。
元日本代表のサッカー選手が、

毎日練習の後にみかんジュースを飲んでました。
と対談で語っていた記事を読んだことがあります。これは、ミカンが筋肉の疲労回復に効果があるからだと思います。
息子も高校卒業までは本気でサッカーをしていましたので、ミカンを絞って飲ませていました。(当時は販売用のジュースを作っていなかったので)
この時期にピッタリ。汗をかいた後に最適。当園のミカンジュース、飲んでみてください。

ペクチン
食物繊維の一種です。みかんの皮や薄皮に多く含まれています。
腸内の善玉菌を増やし、便通改善に効果があります。また、腸内での脂質や糖質の吸収を抑える作用があるため、コレステロール値や血糖値の改善に役に立ち、動脈硬化の予防が期待されます。
ヘスペリジン
ポリフェノールの一種です。
毛細血管を丈夫にする働きがあり、血流を改善する効果があります。これにより、冷え性の改善、むくみ解消につながります。
また血流の改善に効果があるため、高血圧の予防にも期待されています。
ビタミンC

ミカンを食べると風邪ひかないから。
と受験前の息子によく食べさせました。ビタミンCは白血球中の免疫に作用し、風邪に対する抵抗力がつくからです。
また、しわやたるみの予防効果、美白効果、免疫力を高める効果も期待されます。
まとめ
以上のことから、みかんは野菜に負けないくらい栄養価が高い果物だということが分かります。


厚生労働省が推奨する1日のミカンの摂取量は、中サイズのミカンで2個だと言われています。手軽に剥いて食べれるのも魅力的なミカンですが、食べ過ぎにはご注意ください。
食べ過ぎてしまうくらい美味しい当園のみかんです。 ( ´∀` )ちえみかん🍊商品一覧
余談
先日、山での作業中に見た虹🌈です。
こんなに近く、こんなにきれいに見たことがないので、思わず撮ってしまいました。




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