ミカンのむき方

みかん農家の日々

ミカンの皮のむき方は地域、家庭によってさまざまだと思います。

ミカンの剥き方

ミカンのむき方には、「ヘタからむく」「おしりからむく」「割ってからむく」など様々です。

ヘタ側からむく? お尻側からむく? みかんのおいしい食べ方とは – ウェザーニュース

ウェザーニュース(2023/01/18)の11,191人に実施したアンケートによると、約70%の人が「おしりからむく」と回答し、「ヘタからむく」は約30%でした。

私はずっとおしりからむいていました。いつだったか誰から聞いたのかは覚えていませんが、ミカンはヘタの方からむいた方が栄養価が高いと聞き、ヘタからむくようになりました。今思えば何を根拠にそう信じ、実践してきたのか・・・💦

では、私のように勘違いをしないように、それぞれのむき方のメリット・デメリットを見ていきましょう。

① ヘタからむく・・・ミカンの実についている白い筋「アルベト」が取れる。アルベトが嫌な方には最適。

② おしりからむく・・・剥きやすいが、「アルベト」が残る。

③ おしり側から皮ごと4等分に割ってからむく・・・「有田むき」「和歌山むき」と呼ばれているむき方。サッとむける。

アルベト?

ミカンの実についている白い筋を「アルベト」と言います。別名をビタミンPと言います。アルベトにはへスぺリンと呼ばれるポリフェノールの1種が含まれています。へスぺリンは毛細血管を丈夫にし、手足の血流が良くなって冷えを改善する効果が期待できます。

また、コレステロール値の改善やアレルギー反応による炎症を抑える働きもあります。

さらに、ルベトにはペクチンと呼ばれる食物繊維も含まれており、コレステロールや糖の吸収を抑えて、コレステロール値や血糖値の上昇を抑える働きがあります。また、下痢や便秘を改善する効果もあります。

みかん | ヘルスケアトータルソリューションズ

薄皮のむき方

缶詰のミカンのように、薄皮をきれいにむく事が出来ます。ケーキのデコレーションに使うときなどに便利です。

① ミカンの皮をむいて、1房ずつ分ける。

② 鍋に水1リットルを入れて沸かし、ベーキングパウダー大さじ1杯とミカンを入れる。

③ やさしく混ぜながら、約5分加熱する。

④ 薄皮がむけてきたらザルに上げ、水の入ったボールに入れる。

⑤ 手で残った薄皮をやさしく取る。

まとめ

ミカンのむき方には、ヘタからむく、おしりからむく、有田むき、更には薄皮までむいて食べるなどいろいろなむき方があります。

個人的には、アルベトが苦手でなければ、栄養面でもおしりからむいて「アルベト」も一緒に食べていただくことをお勧めします。

ミカンの栄養価と効果

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